音楽雑誌のレビューなどを見てるとよく目にするこの言葉。しかし、あまり意味を分かっていない。。きちんと知っておかなければと思い、調べました。
プログレッシブとは
英語でいうと「Progressive」。つまり、革新的な、進歩的なという意味です。音楽用語としてのプログレッシブとは、ロックという枠にはまらないクラシックやジャズなど、様々な要素を取り入れた先進的、実験的な音楽をいいます。
元々、1970年代初めイギリスを中心に流行した音楽ジャンルとされています。その頃に活躍したYES、ピンクフロイド、King Crimson、ELPを「プログレ四天王」、Cenesisを加えて「五大プログレバンド」と呼ばれています。
今挙げたバンドを聴いてみると、プログレッシブ・ロックがどんなものかある程度理解してもらえると思います。
プログレッシブの特徴(あくまでも例です)
・変拍子。8分の5拍子や12分の13拍子など、普通の人では、なかなかリズムの取りづらいテンポ
・クラシックやジャズなどの音楽を取り入れたり、シンセサイザーなどの最新テクノロジーを使用した楽曲
・複雑なメロディで構成されている音楽
・1曲が10,20分くらいある
・インストっぽい
現代のプログレッシブ・ロック?
1.MUSE
正直、人によってプログレの定義は異なり、「これはプログレだ!」という人もいれば「こんなもんはプログレじゃない!」という人もいたりで、なかなか難しいものです。。MUSEも、そんな話題の中に入るバンドの1つです。まあ確かに先ほど挙げた70年代のロックバンドから比べると、違う気もするようなしないような。。
最近始まったUKのプログレッシブ・アルバム・チャートにはランクインされているので、一応プログレ的な扱いをされているのだと思います。
・全英プログレ・アルバム・チャートがスタート | v.a.(洋楽) | BARKS音楽ニュース
2.ゲスの極み乙女
もちろんこのバンドもプログレかどうか微妙な所でしょう。最近はどうかわかりませんが、結成当初のインタビューでは、川谷絵音本人が自分たちのバンドを「ヒップホップ・プログレ」だと言っています。音楽雑誌でもプログレと表現しているところもあるので、一応ゲスもプログレ的な要素があると捉えていいのだと思います。あくまでこのコーナーは音楽雑誌などで出てくる言葉を理解する場所なので。。
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