さあいよいよライブが始まります!
とその前にライブを存分に楽しむために、ライブ中気を付けておくべきことを学びましょう。それでは覚えておきたい6つのライブマナーを紹介します。
1.基本的には大声で歌わない
大声で歌われると隣の人に迷惑になることがあります。ライブに来たファンの多くはアーティストの歌声を聴きたくて来場しています。せっかく生歌が聴けるチャンスなのに、隣の人の歌声で聴こえにくくなってしまってはライブが台無しです。歌いたい気持ちはわかりますが、少し気持ちを抑えるようにしましょう。
しかし、禁止というわけではありません。アーティストが「みんなで歌って」とか「好きに歌っちゃってください」と言った曲は歌っても構いません。(ある程度は隣の人に配慮した方がいいでしょう)
2.夏のライブは水分補給をこまめに行う
特に野外のライブでは熱中症で体調を崩す方が結構いらっしゃいます。ロックやアイドルのライブなど観客の熱気がすごい場所では、更に熱中症になりやすくなるので水分補給をしましょう。中にはトイレの事を考えて飲まない人がいます。気持ちは非常に分かりますが、危険ですのでしっかり補給しましょう。
3.ダイブやモッシュをやる場合はアクセサリーなど人を傷つける物を身に付けない
ダイブとは
観客の密集する場所に上から飛び込むこと。飛び込んだ後は観客の頭上で体を転ばして移動する(クラウドサーフという)。パンクなど、激しいロックのライブでよく見られる。
最近のロックフェスでは禁止されている事が多い(形式上)。
モッシュとは
ライブ中に観客同士で体をぶつけ合うこと。大勢の観客が円を描くようにぐるぐる移動する行為をサークルモッシュという(ストームともいう)。円になってあるタイミングになった時、一気に中心で体をぶつけ合うモッシュもある。モッシュが行われる場所はモッシュピットと呼ばれる。
事前に身に付けている小物を取り外そう
ライブによっては禁止されている事もあります。その場合は控えましょう。またダイブをする場合はキーチェーンやアクセサリーなど人を傷つける可能性がある物は外しておきましょう。
これは最低限のマナー。マナーを守れない人のせいで、どんどんダイブやモッシュが出来る場がなくなるのは悲しい事なのでそこは守りましょう。
4.ペットボトルの水を飛ばさない
ロックのライブで見かけます。気分が上がってくると「イェー!」って感じになっちゃうんですよね。。でもその思いをペットボトルにぶつけるのは控えましょう。ペットボトルが当たる人や水がかかる人にとっては迷惑に当たります。
5.写真・動画撮影はNG
たまにライブ動画を動画サイトにアップしてる人がいます。これもやめましょう。海外のライブはほとんどOKなんですよね。。まあ日本と海外では考え方が違うんしょう。これに関しては議論の余地があると思いますが、それはまた別の話。現状で決められたルールはしっかりと守りましょう。
ただ、海外アーティストの日本公演ではOKになるパターンがあります。最近は日本のアーティストでも写真撮影がOK(アンコールなど)になる場合が増えてきています。
6.地蔵行為に気を付けましょう
地蔵とは
観客がライブ中、微動だにしないことをいう。地蔵のように固まっている事から名づけられた。真剣に聴いている場合、特に問題はない。問題なのはフェスで目当てのアーティストを近くで見るために前方で場所取りをしたファンが、その前の出番だったアーティストのライブ中にスマホをいじる、座りこむ、棒立ちになるといった行為が起きた場合である。
ミスチル地蔵
2013年のサマーソニックでMr.childrenの前を担当したスマッシュパンプキンズのライブ中、前方で場所取りをしていたミスチルファンが座り込んだり、スマパンの演奏を微動だにせずに聴くといった事件が発生。「ミスチル地蔵」問題と呼ばれ、論争が巻き起こった。
演奏中のスマホやおしゃべりはNG
無理やりリズムに乗りましょうとは言いませんが、スマホをいじったり、喋るなど、全く興味のない振る舞いを会場の前方でするのはアーティストに対して失礼にあたるので気を付けましょう。
最後に
ライブ中に気を付けてほしいことをいくつか挙げましたが、一番大事な事は「互いを思いやり、みんなでライブを楽しむこと」だと思います。アーティスト側もそれを望んでいるはずです。ライブに来た全ての人にとって最高のライブになるよう、みんなで楽しく盛り上げていきましょう!