音楽用語講座のコーナーです。今日は「ポップ」について解説します。
音楽雑誌などで「ポップ」という言葉をよく目にします。
「ポップ」の意味はなんとなくイメージ出来るけど、具体的に説明するのが難しいという方も多いのではないでしょうか。
実はこの「ポップ」、意外とややこしいんです。
辞書にはこうありました。
音楽用語ダスの解説
要するに
「ポップ」= 大衆に広く受け入れられている音楽。流行歌。ポップス。
ということになります。ちなみにポップスとはポップミュージックの略で、クラシックや伝統音楽以外の大衆音楽を指します。
しかし、音楽雑誌のレビューなどにある「ポップ」はこの意味とは少し異なる意味を持つ場合もあります。
「ポップに歌う」「この曲はポップな曲だ」「ものすごくポップ」など、上記の意味では意味が通じないような表現もあります。
個人的な考えですが、この場合の「ポップ」は先ほど説明した意味に加えて、明るい、弾けた感じという意味でも使われていると理解しています。
それでは実際にどういう曲がポップなのか、3つの代表例をご紹介します。
1.『さくらんぼ』 / 大塚愛
まさにポップな曲でしょう。流行曲だし、明るく、弾けてる!
2.『気分上々↑↑』 / mihimaru GT
これも流行ったアゲアゲなポップ曲。
3.『LISTEN TO THE MUSIC』 / Shiggy Jr.
今年ブレイク有力候補の注目バンド!これからのポップ界を担うのはこのバンドかもしれない。
「ポップ」の意味が伝わりましたでしょうか?始まりの時期でもある春にポップな曲を聴いて気分を盛り上げましょう!